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お知らせ・トピックス

「令和3年度」年末調整のポイント

11月に入り、本格的に年末調整の準備を進められている頃かと思います。

2021年4月、国税庁より令和3年度の「源泉所得税の改正のあらまし」が発表されました。今回は、令和3年度の年末調整に与える影響が特に大きい2つの変更ポイントについて見ていきます。

 

■今回の改正のポイント

① 税務関係書類の押印義務の見直し

税務署長等に提出する源泉所得税関係書類について、押印を要しないこととされました。このため、扶養控除等申告書などの年末調整の際に使用する書類についても、従業員等に押印をしていただく必要はありません。

 

出典:国税庁ホームページ「給与所得者の扶養控除等の(異動)申告」より

 

 

 

② 年末調整電子化に係る事前申請の廃止

 

これまでは、年末調整申告書を従業員から電子データで回収する場合、事前に税務署へ「源泉徴収に関する申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供の承認申請書」を提出し、承認を受ける必要がありましたが、次の申請書について、2021年4月1日以降に提出する分からは、この承認申請書の提出は不要となりました。

 

⑴ 給与所得者の扶養控除等申告書

⑵ 従たる給与についての扶養控除等申告書

⑶ 給与所得者の配偶者控除等申告書

⑷ 給与所得者の基礎控除申告書

⑸ 給与所得者の保険料控除申告書

⑹ 給与所得者の住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除申告書

⑺ 所得金額調整控除申告書

⑻ 退職所得の受給に関する申告書

⑼ 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書

 

なお、上記の電子データで回収する場合は、

① 電磁的方法による提供を適正に受けることができる措置を講じていること

② 提供を受けた記載事項について、その提供をした給与等の支払を受ける者を特定するための必要な措置を講じていること

③ 提供を受けた記載事項について、電子計算機の映像面への表示及び書面への出力をするための必要な措置を講じていること

の全てを満たす必要があります。

 

奉行Edge年末調整申告書クラウドはこれらの要件を満たしています。
IDとパスワードを従業員1人1人に配付するので、従業員はインターネットを介していつでも・どこからでもログインできます。給与システムに連携することも、紙の様式に合わせてすぐ印刷することも可能です。

 

 

 

■2021年10月に年末調整申告書クラウドがアップデートされました

 

 

 

 

アップデート内容一覧

 

<従業員側の入力関連>

  1. 従業員向けのお知らせの表示
  2. 前年収入金額の取込み機能の追加
  3. 保険料の支払額上限時の入力制限
  4. 証明書類の画像データの添付漏れ改善
  5. 申告書提出時に本人の氏名が変更可能に

 

<年調担当者・その他>

  1. 申告書提出後に従業員自身で取り下げ可能に
  2. 管理者側で従業員の申告書の追加・削除が可能に
  3. 管理者側で必要書類の内訳が載った証明書貼付付台紙の出力が可能に
  4. [証明書類貼付台紙]貼付欄の印字位置を変更可能に
  5. 利用者・扶養家族の誤削除防止

 

 

 

よくあるお問い合わせ(FAQ)も見やすく改善されています。

 

ペーパレスやデジタル化の効果も期待でき、毎年使いやすくアップデートもされていますので、今年度の導入は見送ったという方も来年に向けて是非検討をしてみてください。

奉行Edgeに限らず、奉行製品にご興味がございましたらお気軽にお問合せください。

 

 

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