日々システムを活用した業務改善提案をしていく中で、よく耳にするお客様の課題として「Excelをやめたい」があります。
「なぜExcel管理しているのですか?」と質問してみると、「実は、今パッケージの販売管理システムを使っているのですが、一部どうしてもシステムに合わない業務があります。追加開発(カスタマイズ)を検討したのですが、その予算はないので、仕方なくExcel管理しています。」という答えが返ってきました。
例えば、会計業務で言えば「財務会計」「支払管理」「請求管理」「経費精算」などは、多くのクラウドサービスが登場し、中小企業でも利活用が進んでいます。しかし、その前段となる「販売管理」などは各社各様、業種などにより、業務フローは異なりますし、システムで管理したい項目も違います。つまり、パッケージシステム(既製品)にはマッチしない業務がいろいろ出てきます。特に成長途上にあるベンチャーなどのお客様においては、その独自性こそが競争力の源泉ということもあります。
そのような既製品に当てはまらない業務はExcel管理になりがちであり、一方とても重要な情報を管理しているため、そのExcelファイルが破損すると恐ろしい事になる、という綱渡りの会社もあったりします。
そこで、このような業務のシステム化を支援する「楽楽販売」をご紹介します。
楽楽販売は「クラウド上にノーコードで業務システムが簡単に作ることができるサービス」です。
また、その使い方は大きく2パターンあります。
パターン① オリジナル販売管理システムとしての活用
中小企業では、基幹業務システムとしてオリジナル販売管理システムとして利用することが可能です。各社の業種・業態にも柔軟に対応することが可能です。
パターン② 現状システムを補完するサブシステムとしての活用
楽楽販売は大手企業の事業部門などでもご利用いただいています。そこでは主に基幹系システムの範囲外の業務管理のために利用しています。
「販売」という製品名がついていますが、サービスはとても汎用的であるため、購買や経理など様々な業務でも利用することができます。
楽楽販売活用例
当社事例のご紹介
実は当社アクタスグループも2013年から楽楽販売を社内の基幹システムとして愛用しているヘビーユーザーです。税務や労務のコンサルティング、経理や給与社保のアウトソーシング、ITサービスなど、異なる事業があるもののグループとしては共通のシステムを使いたい、という希望でしたので、パッケージシステムではなかなか合うものがありませんでした。様々なシステムを比較検討した結果、「楽楽販売」を導入しました。現在では、例えば以下のような既製品に合わない業務に利用しています。
さらに自動処理や通知機能を活用し以下のような業務にも利用しています。
全て挙げることは出来ませんが、今では販売業務に限らず、経理・人事・総務なども含め、約100種類の業務で活用しています。
また、プログラミング知識が不要なので、今では社内に15名ほど設定できる人材が育ちました。業務をよく理解している人が自分自身でシステムを作ることが出来るため、非常に効率的です。情シスに頼らず、自分で業務を楽にしようと日々改善に取り組んでいます。
そして最近は勘定奉行・商奉行クラウドとの連携も可能になりました。
もし以下のようなお悩みをお持ちでしたら、是非ご相談ください。
・パッケージの販売管理システムでは自社業務に合っていない。
・Excelでの管理が多く、社内での情報共有にタイムラグがある。
・現状の販売管理システムが運用に合っていないので刷新したいが、予算が限られている。