■RPAとは
RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、オフィスワークの定型的な業務を自動化できるソフトウェアロボットのことをいいます。
現在、多くの企業や自治体が少子高齢化に伴う労働人口の減少や働き方改革のため導入を検討しており、実際にRPAを導入し効果がでている事例も数多くあります。
その一方で、RPAに関してどんなことができるのか?本当に効果がでるのか?などの不安をお持ちで、なかなか導入に踏み切れない企業もあります。そこで、今回は、給与システム上でRPAを活用した導入事例を3つご紹介いたします。実際の事例を知ることで、どんな業務でRPAを活用していくことができそうかイメージをお持ちいただき、貴社の取り組みに活用いただければ幸いです。
また、RPAのメリットや導入時の注意点につきましては、こちらRPA導入時の注意点の記事でご紹介しておりますので、ご参考にしてください。
■RPA×給与システムの導入事例
①社員情報登録業務
給与システムにて社員の給与計算を実行するには、社員マスタに正しい情報を登録する必要があります。
社員からWeb上で収集した住所や扶養家族、口座等の情報を給与システムの社員マスタに転記する作業を自動化いたしました。
②社会保険・労働保険手続の電子申請業務
給与システムから行う社会保険・労働保険の取得・喪失手続の電子申請を自動化いたしました。
RPA(ipaS)による電子申請の自動化動画をご覧ください。
③社会保険・労働保険手続の公文書・コメント取得業務
電子申請の審査終了後に給与システムに届く公文書・コメントを取得する作業を自動化いたしました。
RPA(ipaS)による公文書取得の自動化動画をご覧ください。
また当社は、奉行を活用したテレワークの実現とRPAの導入がすぐにできる特別プランをご用意しました。
「テレ経理+テレ総務クイック導入サービス」×「RPA導入サービス」
テレワークに興味がある、RPAを導入して業務を効率化したいというご要望がございましたら是非お問合せください。
■おすすめソリューション
・MinoRobo
開発元:株式会社Minoriソリューションズ
MinoRoboは、ロボットの「作りやすさ」と「安定動作」が大きな特長です。
マウス操作が主体のシンプルな画面で、ブロックを組立てるようにロボットが作成できます。
作られたロボットはオブジェクト認識で安定して動作。現場目線でのボトムアップ導入も可能な、デスクトップ型RPAツールです。
参考価格:850,000円(税別)/1端末年額
・ipaS
開発元:株式会社デリバリーコンサルティング
ipaSロボは、日常業務に沿ったキーボード、マウス操作記録と表示画面の判断によりスクリプト作成が可能です。画像認識技術を活用しており、あらゆるアプリケーションの自動化が可能です。
端末1台から始められるデスクトップ型で、プログラミングの知識が無くても短期間・低コストで導入ができます。
参考価格:120,000円(税抜)/1端末月額